外務省「たびレジ」と「在留届」

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海外にいくと、盗難やすりなどだけでなく、地震や津波などの天災、そして、テロや暴動が発生したり、飛行機墜落事故、船の沈没など、思わぬ事故に巻 き込まれてしまう可能性もあります。イタリアでは、殺人発生はそれほど多くありませんが、テロや災害など、いつどこで発生するかわかりません。実際、イタリアでも2009年にアブルッツォ州ラクイラで、マグニチュード6.3のイタリア中部地震が発生し、約300人が死亡してしまいました。

日本 の外務省は、3か月以上、海外に在住日本人に「在留届」の提出を義務づけています。外務省によると、海外在留邦人が事件や事故、災害に遭ったのではないかと思われるとき「在留届」があれば安否の確認、緊急連絡、救援活動、留守宅への連絡等が迅速に行えます。「海外で事故にあったのでは」といった留守宅からの安否問い合わせに対しても「在留届」があると早く確認できるとのことです。

2013年1月の在アルジェリア邦人に対するテロ事件を教訓に、「在留 届」提出義務の対象となっていない3か月未満の短期渡航者(海外旅行者・出張者・留学生等)に も現地での滞在予定を登録していただき、渡航情報などの提供や緊急事態発生時の対応に活用することを目的として、2014年7月より、「たびレジ」という海外旅行登録サイトの運用がはじまりました。

 

  • 在留届 3か月以上、海外在住される方は、届出提出義務がありますので、必ず届出してください。
  • たびレジ 3か月未満、海外在住される方。届出は任意ですが、以下のメリットがあり、ぜひ登録してくださいね。
    1. お役立ち情報の提供(旅行先の在外公館の連絡先や旅行先の渡航情報)
    2. 緊急時の情報提供(在外公館からの緊急一斉通報、最新渡航情報が登録メールアドレスに送られます。)
    3. 緊急時の連絡(緊急事態が発生したら、登録電話番号や、宿泊先情報を基に連絡が入ります。)

 

イタリアでの防犯対策 も、ご参考になさってください、。