イタリア滞在許可証の申請方法と必要書類

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イタリア滞在許可証(ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ、Permesso di soggiorno)の概要

90日以上イタリアに滞在する場合は、入国する前に日本でイタリア就学ビザの申請をする必要があります。(詳しくは、イタリア就学ビザの申請方法をご覧ください。)ビザをとって入国された方は、イタリア入国後、8日以内に、イタリア滞在許可証を申請しなければなりません。申請を怠ると不法入国となってしまいますので、必ず申請することが大切です。外国人向けのイタリア語学学校に入学される場合は、ほとんどの場合、学校が申請書の書き方などの手助けをしてもらえます。

*申請方法、地域や入学する学校によって変わってきます。また、必要書類も予告なく突然変更される場合もございます。かならず、現地学校、クエストゥーラなどで最新情報を入手してください。(以下は、2014年5月30日現在の情報)

イタリア滞在許可証申請の仕方

① 郵便局で、「Sportello AMICO」の窓口でKit(キット)と呼ばれる封筒に入った申請書類一式をもらいます

「Sportello AMICO スポルテッロ・アミーコ」の表示のある窓口にいき、キットと呼ばれるイタリア滞在許可証申請手続きのための書類をもらいます。(無料)
A4サイズの封筒に、申請書、申請に必要な書類一覧、手数料振込票など一式が入っています。

②  必要書類を準備します

記載済みの申請書(留学の場合はmodulo1)
パスポート(全ページのコピー)
16ユーロの収入印紙→「marca da bollo マルカ・ダ・ボッロ」とよばれ、「T」の看板が掛けられているタバッキ(タバコ屋)で購入しておきます。
入学許可証のコピー(イタリア大使館、もしくは総領事館のスタンプが押されたもの)
海外旅行傷害保険証のコピー
財産証明(イタリア語または英語の残高証明など)のコピー
速達郵送料 30ユーロ
手続き手数料 80ユーロ~200ユーロ。(滞在期間によって金額が変わります:3か月超え~1年以下の場合80ユーロ、1年超え~2年以下100ユーロ、カルタ・ディ・ソッジョルノの場合200ユーロ)

 

③  郵便局の「Sportello amico」で、上記必要書類を提出します

郵便局担当者が原本確認できるよう、パスポートなどコピーした書類の原本をすべて持っていきます。Kitの封筒も必要となります。
郵便局で書類が受理されると同時に、手数料などの支払いをします。€ 57,50(2010年5月現在)を現金で支払います。
クエストゥーラに出頭する日時のかかれた出頭要請書、支払受領書(2枚)、申請書類送付証明が発行されます。

*以上手続きは、イタリア入国後8日以内におこないます。

④ 出頭要請書に記載の日時にクエストゥーラ(Questura)へ行きます

書類原本の提出と、指紋採取が行われます。必要書類は、以下の通りです。

パスポート原本
コピーで提出している2の書類の原本すべて
受け入れ学校の宿泊提供証明書(就学許可証と一体化してる場合があります)または、住居の賃貸契約書コピーまたは、家主による滞在証明および家主の身分証明書のコピー
証明写真4枚(実際は2枚のみ使うものの、指定通り4枚持っていくのが無難です。)

*パスポート、保険証の原本は、確認後その場で返してもらうように注意します。

⑤ 必要書類を届け、指紋採取をすませ、申請受領書を受け取ります。

⑥ 滞在許可証発行まで40日ほど待ちます

発行されたかどうか、イタリア国家警察のホームページでで確認することができます。

http://www.poliziadistato.it/articolo/view/15002/

⑦ 滞在許可証の受け取り

発行されていることが確認できたら、申請受領書に記載された受け取り窓口の警察署へ出頭し、郵便局、警察署で発行された全ての受領書を持って、滞在許可証を受けとります。

《各関係機関による滞在許可証についての説明》

イタリア警察HP:http://www.poliziadistato.it/articolo/view/225/

郵便局HP:http://www.poste.it/azienda/ufficipostali/eli2/soggiorno/